「ねじめ茶寮」は鹿児島県の本土最南端の町にある
小さな小さな 紅茶専業農家 です
「無農薬です!」と胸を張って言える農産物を作りたい・・・・
そんな思いから紅茶を作り始めました。
ところが無農薬への道は想像していたよりずっと険しく、苦労の連続です。
平成17年春に植えた苗木は、その年の夏に台風の洗礼を受け半分以上が枯れてしまいました。
翌年補植をしたものの、イノシシに根を掘り返されたり、草取りが追い付かず雑草に
埋もれたりで、なかなか思ったように成長してくれません。
広い広い茶畑を見渡しながら途方に暮れることばかりでした。
何度も諦めかけましたが、年月の経過とともにお茶の木は少しずつ大地に根を張り
まだまだ決して立派な茶園とは言えませんが、今ようやくみなさまに
安心して飲んでいただける紅茶をお届けできるようになりました。
春摘みの一番茶は ファーストフラッシュ
夏摘みは セカンドフラッシュ
秋摘みは オータムナル
同じ品種の紅茶でも、それぞれの季節によって違った香りや味わいを楽しんで
いただくことができます。
みなさまがどのようなシーンで「ねじめ茶寮」の紅茶を飲んでくださるのか
想像しただけでもワクワクします。
カップ一杯の紅茶で、みなさまにささやかな幸せをお届けできたら。。
という思いを込めて 今日も茶畑に足を運びます。
<ねじめ茶寮> 後藤 望 ・ 千佳子